鎌倉佐弓

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<<   作成日時 : 2008/05/02 17:53   >>

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 若葉がまぶしい季節になった。黄緑や緑。小さなものや大きなもの、どの木の葉っぱも日増しにぐんぐん成長しているのがわかる。遠い樹、近い樹。この町にも多くの樹があることを、あらためて知るのもこの季節だ。長い冬の間、我慢に我慢を重ねていた?そんな緑の樹の下で不思議なことが起こった。

 ぽつ。樹の下を歩いていたその時のこと。何かが私のひたいに当たったのだ。え、雨?手をやってみたけど、特にぬれていない。第一、雲一つないとはいかないまでも、空は青い。花粉?でも、花粉はぽつんと当たるものかしら。ごく小さな葉っぱ?見回したけど、それらしいものは見えなかった。

 最近、そんなことが樹の下で起きた。それも3回!樹が私にもっとよく見てよと合図したのかな?よそ見ばかりしてちゃいけないと告げたのかな?緑したたるとはよく言うけれど、本当に緑はしたたるものなのね。


  新樹までグラスの縁をゆくごとし   佐弓

 若葉のまぶしさ、この句から伝わると嬉しい。

  

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しんじゅまで ぐらすのふちを ゆくごとし
この句は非常に記憶に残り、いきいきした活力を与える句に感じる。

私的(素人)の解釈
緑の黒髪の女性が、冷たい水を飲もうとしたら、そのグラスの縁にみずみずしい若葉の芽吹いた樹木が映っていた。芽吹くために新樹まで水が飲みたくなるのか、私も水を飲んで活力を得たぞという感じを句にしたもの?
この句を再読すると以下の点も気になる。
(1)「しんじゅ」と聞いて、真珠を思い浮かぶ、緑の黒髪の女性は、真珠をつけていたのか・・・。「しんじゅ」には、その他、神授、神樹も意図している。
(2)グラスは「glassガラス製のコップ」以外にも「grass 草」を思い浮かべることを意図しているのか。
(3)緑は「ふち」と「みどり」をかけている。
harimakimi
2008/05/02 23:11
とても丁寧に読んでくださり、ありがとうございました。偶然に浮かんだ言葉なのに、harimakimiさんの解釈で幾つもの意味がみつかり嬉しいです。
ラララ
2008/05/03 10:09

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