鎌倉佐弓

アクセスカウンタ

zoom RSS 「俳壇抄」終刊号

<<   作成日時 : 2014/01/03 13:50   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

 新年早々、終刊とはさびしいが、昨日、今日とその原稿を書いていた。この文章が私にとっての書き始めとなる。

 この「俳壇抄」(大阪、マルホ株式会社)がいつから続いていたのか知らないが、「吟遊」の1号か2号を出版してまもないころに原稿依頼が届いたから、それだけでもかれこれ10年をはるかに越えることは間違いない。

 原稿依頼は1年に2度、「吟遊」を中心にした活動記録とそこに発表された作品の抄出が中心だった。平たく言えば、俳句の年鑑のようなものか。

 今回の依頼に沿って私が選んだ俳句は次の12句。

 氷の首都いかなる亀裂も無修復           夏石番矢
 大海原に空虚を壊した灰が降る             〃
 分けてください白鳥のその白を            鎌倉佐弓
 過去の重さ未来の軽さ雪が降る           鈴木伸一
 母郷遠し残照の冬田道                白石司子
 雪女郎なれど唇あたたかし              阿部吉友
 雪降ればうつむいていても明るい           山本一太朗
 とめどなさへ果樹の深い侵入      古田嘉彦
 雪渓の裂け目に仏在すことも       橋本遊行
 風ニ角(つのぶえ)晴レタル霄(そら)ニ歸ル鳥  石倉秀樹
 太陽に黒点あれも失意かと               木村聡雄
 折れ線を描いて消して去年今年            金城けい

 依頼が冬・新年、春の句からの選択だったのでこのようになったが、これまでの10年間を通してみると、ほぼ全員の作品を取り上げることができたのは私としても嬉しい。

 またもう一方の吟遊の活動だが、終刊号ということも考えて、昨年9月に行ったコロンビアでの経験と、これまでに吟遊に寄せられた作品が41カ国以上に上ること、それだけ俳句が世界に広がっているというようなことを書かせてもらった。それもこれも代表に夏石番矢がいたからこそ可能だったのは言うまでもない・・・


 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
驚いた
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
鎌倉様
 あけましておめでとうございます。
 拙作1句、採っていただきまことにありがたく、御礼申しあげます。
 本年もよろしくお願いいたします。
獅子鮟鱇
2014/01/03 19:57
 詠み下し?の方が、句の伸びやかさが伝わるかと思い、こちらにさせていただきました。簡単に言えばわかりやすかったのですが。本年もよろしくお願いします。
ラララ
2014/01/04 12:12

コメントする help

ニックネーム
本 文
「俳壇抄」終刊号 鎌倉佐弓/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる