鎌倉佐弓

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zoom RSS 鉄線花

<<   作成日時 : 2015/05/17 10:57   >>

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 かなり以前、それこそせっせと歳時記を学んでいた頃、鉄線という名前に戸惑ったことを覚えている。なぜ花の名前が工業に出てくる部品みたいなんだろう。図鑑で見る限り、花びらが大きく開いた感じは美しい。いつか本物を見てみたいとずっと思っていた。

 それがここ富士見市で暮らすうちに叶えられることになった。ご近所に咲いていたのだ。こちらがその写真。

 
画像


 濃い紫が八重になった美しい花だった。なぜこの花に鉄線という名前をつけたのだろう。それから何度か、その家の塀まで行き、よく見させてもらうことにした。家の人に出会ったら、「とてもきれいに咲いていますね。見せてください」というせりふも準備して。

 鉄線は葛や朝顔のように、蔓を伸ばして大きくなる。よく見ると、その蔓がとても頑丈に出来ていて、葛や朝顔やきゅうりなどに比べると、とても硬かった(私は触ったのだ!)。色も緑ではなくやや赤く丈夫そう。ああ、もしかしたらこの蔓は、木の枝と草花の茎の中間なのかな。それで鉄線なんだ。

 鉄線は北半球を中心に広い範囲で咲いている。日本では江戸時代ころ鉄線と呼ばれていたらしい(ちょっと味気ない名前だが、一番の特徴をよく捉えている)が、他の国ではクレマチスの方が有名。これは学名でもある。明治以降、日本に輸入された品種も多く、園芸の本などにはクレマチスで載っている。

 写真のように八重のものもあるが、本来は一重。古い花である証?に花びらと見えるのは、実はがくで、真ん中のおしべやめしべに虫たちを誘いやすいように大きく開いている。品種の改良を重ねていったのだろう。白やピンク、薄い紅色など花びら(でなくてがくだが)の色でも楽しませてくれる。

 私は、まだ鉄線の花で句を詠んだことがない。もしかしたら1句ぐらいあるかもしれないが、あまり、というか全く出来がよくなかった。いつか、もし詠むとしたらたぶんクレマチスで詠むだろう。その方が翻訳したときにもClematisで、伝わりやすいから・・・


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