青空と洗濯物

今日のような真っ青な空に、洗濯物が干されているのを見るのが好きだ。わが家とは限らない。どの家であっても、見上げると、洗濯物が並んでいる風景にはほっとして、うれしくなってしまう。

並んだ洗濯物が好きになったのは、小学校1年生のとき。学校から走って帰ってくると、庭先に洗濯物といっしょに母がいた。

「たーだいまー」
「おかえり」

それだけの会話だったけど、洗濯物の間に立つ母の姿を見ると、なんとなく胸がいっぱいになっていた。

その後の私は、いつものように、ランドセルを部屋におくと、すぐに遊びに駆け出していったんだけどね。


洗濯物といえば、以前、イタリアの映画を見たときの下町の風景にも驚いたものだ。

路地をはさんだアパートの、4階だか5階だかの窓と窓の間に、これでもかというくらいたくさんの洗濯物が並んでいたのだから。

ああ、あういう知恵の使い方もあるんだ。妙に感心して見とれていたっけ。

もちろん洗濯物は、映画のストーリーとはまったく関係なかったけど・・・
 

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